ボンタン騎士団とは
フランスの各ワイン産地には、その地のワインの名声を高めることを目的に、ワイン騎士団が作られています。
ボンタン騎士団はその中でも歴史が古く、1949年、フランス・ボルドー地方のメドック、グラーブ両地区にあるワイン生産者やワイン商などが創設したものです。
ボンタン騎士団の精神は中世の騎士道にのっとったもの。
「この世にもし完全というものがあり得ないならば、われわれはせめてその到達し得ない目標に向かって、あくなき前進を続けよう」との理念の下、ぶどう栽培や醸造法の研究、ワイン生産者への情報提供や教育、広報活動などを行っています。
ボンタン騎士団は数ある騎士団の中でも規模が大きく、ワイン関係者にとってはあこがれの称号です。
2000年にはボンタン会の創立50周年という記念すべき年に当たり、これを機にガロンヌ川の左岸を統一した会にしようということで、貴腐ワインの銘醸地であるソーテルヌ・バルサックの騎士団も合流し「Commanderie du Bontemps Medoc et Graves, Sauternes-Barsac」が発足しました。
カテゴリ: 投稿日:2015-10-14